大田区立洗足区民センターのホームページへようこそ

 　ヨーロッパを旅すると、教会や修道院を訪れることがあるかもしれません。みなさんは何を見てきますか？絵画の主題ですか？技法ですか？建築ですか？それとも教会の雰囲気ですか？私たちが知っている美術とは異なり、この時代の美術を読み解くには特別なルールがあります。その決まりごとが分かると、もっとずっと堪能することができます。時空を超えて荘厳なキリスト教美術の世界を一緒に探究しましょう。東欧にあるセルビアを例にヨーロッパ中世美術を紐解きます。

講師紹介
　嶋田　紗千（しまだ・さち）
　実践女子大学非常勤講師
　岡山大学大学院在学中にベオグラード大学哲学部美術史学科へ3年間留学。帰国後、群馬県立近代美術館、世田谷美術館などで学芸員を務め、現職。専門は西洋美術史、特に中世美術史。『中欧・東欧文化事典』（丸善出版）に執筆。セルビアの美・食・住のウェブ・マガジンMy Serbiaでコラムを連載中。